Suicaをほぼ毎日使っているMASA(@toku_blog)です。
あれ?ポケットに入れといたはずのSuicaがない!!
Suicaを登録していたiPhoneが行方不明!!
毎日使っているSuicaだからこそ、紛失してしまった時のことを想像するとゾッとしてしまいますよね。
そんなわけでこの記事では、Suicaを紛失してしまった場合の利用停止の手続きと再発行の手続きについて詳しく解説します。
「Suicaを紛失した」と一言で言ってもいろんなケースが想定されるので、
- カードタイプのSuicaを紛失した場合の再発行手続き
- Suica付きのクレジットカードを紛失した場合の再発行手続き
- Suicaを登録しているスマホを紛失した場合の再発行手続き
など、それぞれのケースで詳しく説明します。
私のようにSuicaをiPhoneのApple Payに登録して利用している方や、Suicaアプリ・おサイフケータイ機能を利用してモバイルSuicaとして利用している方も多いかと思います。
Suicaを登録していたiPhone自体を紛失してしまったなんて時はダブルでショック&焦ると思いますが、一度冷静になってこの記事で紹介している内容を参考にしながら、ひとつずつ再発行手続きを行ってください。
紛失した場合に再発行ができるSuicaの種類
Suicaを紛失してしまった場合に真っ先にやるべきことは、Suicaの利用停止の手続きです。
紛失したSuicaが家の中のどこかにあることがはっきりとわかっている場合は大丈夫ですが、それ以外の場合はすぐにでもSuicaの利用停止をするべきです。
紛失したSuicaを誰かが拾った場合、使おうと思ったらすぐに使えちゃうからです。
Suicaのチャージ上限金額は2万円ですが、チャージしている金額が大きければ大きいほどダメージは大きいですよね。
Suicaのチャージ上限金額は2万円まで。上限の理由や残高を気にせずチャージする方法再発行ができるSuicaはこちらの2種類。
- My Suica(記名式)
- Suica定期券
残念ながら、無記名のSuicaカードは再発行ができません。
こちらの記事で記名式のMy Suicaをおすすめした理由は、紛失した場合でも再発行ができるからなんです。
SuicaをiPhone(Apple Pay)に登録&移行する方法。デポジット500円はどうなる?もちろん、チャージしていた残高や利用期限(定期の場合)も保証された上で再発行してもらえます。
Suicaを発行するのであれば、記名式のMy Suicaがおすすめですよ!
紛失したSuicaの利用停止&再発行方法まとめ
Suicaの再発行手続きの手順
My Suica(記名式)やSuica定期券を紛失した場合は、Suica・PASMOエリア内の駅やバス営業所に申し出ることで利用停止の手続き&再発行の申し込みができます。
電話で紛失した旨を伝えても、窓口まで来るように言われますので必ず窓口に行きましょう。
利用停止&再発行手続きの具体的な手続き手順はこちら。
利用停止&再発行に必要な情報
Suicaの利用停止&再発行手続きに必要な情報はこちら。
- Suica利用停止の手続き
→氏名
→生年月日
→性別情報
→電話番号
→身分証明書
→(Suicaカード番号)※任意 - Suica再発行の手続き
→紛失再発行整理票
→再発行手数料510円
→デポジット500円
→身分証明書
Suicaの利用停止は、氏名や生年月日などの登録情報をもとに紛失したSuicaカードを特定する形です。
もしくは、Suicaカードの裏面にある「JE」から始まるカード番号を知っていれば、その情報をもとに紛失したSuicaカードを特定することもできます。
紛失した時に備えて、メモを取っておくと後々役に立ちますよ。
ちなみにあまりないかとは思うのですが、Suicaを発行する時に適当な氏名や生年月日を入力した場合は、紛失再発行サービスが利用できません。
もし適当な情報でSuicaを発行しているのであれば、すぐに申し出て訂正するようにしてくださいね。
また、再発行の手続きには、利用停止の時に発行される「紛失再発行整理票」や再発行手数料510円、デポジット500円などが必要になりますので、忘れずに準備しておきましょう。
再発行手続きをしたSuicaはいつ、どこでもらえる?
再発行したSuicaをもらえるのは、カードの停止手配を行った翌日以降14日以内です。
再発行手続きをしに行ったその日に、すぐに再発行したSuicaカードをその場でもらえるわけではありません。
また、Suicaの再発行の申し込み自体は利用停止と同時に駅やバス営業所でできますが、再発行の手続きや再発行するSuicaカードの受け取りはみどりの窓口で可能です。
みどりの窓口であればどこの駅でも問題なく再発行してもらえます。
ちなみに、みどりの窓口は各駅によって営業時間が違いますので気を付けてください。
紛失したSuicaが使われた。。保証される?
紛失したSuicaの保証範囲は、Suicaの停止手続きが完了した時点での残高です。
Suicaを紛失したことに気付いてから窓口に行くまで時間がかかってしまった場合、その間に誰かが使っていたりしたらその分は保証されません。
もしSuicaの紛失に気が付いたら、大至急申し出るようにしましょう。
再発行と新規発行はどっちがお得?
Suica定期券は期間によっては再発行したほうがお得ですが、問題は記名式のMy Suicaです。
記名式のMy Suicaを再発行するのと新規発行するのはどっちが得なのでしょうか。
ズバリ、紛失したSuicaのチャージ残高によります。
残高が1,000円以下の場合は、再発行手続きをするよりもとりあえず停止手続きだけをしておいて新規発行したほうが得することになることが多いようです。実際、駅員にも直接聞いてみましたが同じことを言われました。
再発行にかかる再発行手数料+デポジットで合計1,010円なのに対して、新規発行の場合はデポジット500円だけです。
どっちもデポジットは戻ってくることを考えると、再発行の場合は余分に510円を支払わなければいけません。
再発行手続きにかかるお金・時間・手間隙などを考えると、チャージ金額が1,000円以下なら新規発行のほうがお得かもしれません。
紛失したSuicaの残高によって、再発行するかそれとも新規発行するかを決めてください。
Suica付きのビューカードを紛失した場合
Suica付きビューカードを紛失した場合の連絡先(電話番号)
ビューカードなどのSuica機能付きのクレジットカードを紛失した場合も、カードタイプのSuicaと同様にすぐに停止手続きをしたほうがよいです。
ビューカードの場合は、24時間年中無休で対応してくれる「紛失・盗難デスク」が設置されているので電話ですぐに連絡可能です。
- ビューカード紛失・盗難デスク
電話:03-6685-4800
特徴:24時間対応・年中無休
Suica付きビューカードの場合は、電話で連絡すればクレジットカード部分・Suica部分両方とも停止手続きをしてくれます。
紛失したSuica付きビューカードにチャージしていた残高は再発行されるビューカードに引き継がれますが、残高の保証範囲はSuica機能停止の処理を完了した時点の金額までです。
ビューカードが再発行されるまでSuicaは使えない?
Suica付きビューカードの再発行手続きを行ってから届くまで、だいたい10~2週間程度かかります。
その間にSuicaを利用できなくなると困りますよね。ですが、そんなことはありません。
先にSuicaカードだけ再発行しておいて、新しいビューカードが届いたら発行替えの手続きをします。
「発行替え」とは、先に再発行しておいたSuicaカードの情報を、新しいビューカードに移し替える手続きのことです。
Suica付きビューカードを紛失した場合の具体的な手続き手順はこちら。
発行替えの手続きをするまでの間は、ビューカードのSuica機能は必ず使わないようにしてください。
また、先に発行しておいたSuicaカードのデポジット500円が返金される。
Suica付きビューカードの再発行手続きは、公式サイトのほうでも詳しく解説されているので確認してみてください。
モバイルSuicaとして利用していたスマホを紛失した場合
iPhoneのSuicaアプリ」やAndroidの「おサイフケータイ」など、モバイルSuicaとして利用していたスマホを紛失した場合、停止手続きの手段はこちらの2つです。
- モバイルSuicaのコールセンターに電話
電話番号:050-2016-5005
営業時間:8:00~22:00(年中無休) - モバイルSuica公式サイトで停止手続き
モバイルSuicaコールセンターの電話番号や営業時間は変更になる可能性があるので、こちらで確認してみてください。
電話が手っ取り早いですが、そもそもスマホ自体を紛失しているので電話ができないという場合は、PCでモバイルSuicaの公式サイトにアクセスして利用停止の手続きを行ってください。
Apple PayのSuicaを利用していたiPhoneを紛失した場合
私もそうですが、SuicaをApple Payに登録して利用している方も多いと思います。
Apple PayのSuicaを利用していたiPhoneを紛失してしまった場合は、iCloud.comでSuica情報削除の手続きをしてください。
ただし、初めてiCloudにサインインする時に2ファクタ認証が行われますので、iPhoneを紛失する前に行っておく必要があります。
iPhoneを紛失したことを想定して、事前にサインインだけでも行っておいたほうがよいです。
まずはApple IDとパスワードを入力してサインインします。
2ファクタ認証が行われますので、iPhoneに表示される確認コードの数字を画面に入力します。
サインインして設定をクリックすると、マイデバイス情報が表示されます。
Apple Payを利用していた場合、こちらの画像のようにApple Payのマークが表示されていると思いますので、該当するデバイスをクリックします。
Apple Payに登録されているSuicaやクレジットカードが表示されるので、すべてを削除をクリック。
この手順で、Apple Payに登録されているSuica情報を削除することができます。
無記名の「Suicaカード」と記名式の「My Suica」
Suicaを紛失してしまったことを考えると、再発行できる記名式のMy Suicaにしておいたほうが絶対にいいです。
とはいえ、上でジェイくんが先ほど言っていたように、もうすでに無記名のSuicaを作っちゃってる方もいますよね。
もし無記名のSuicaカードを持っているという方は、後からみどりの窓口で記名式の「My Suica」に変更してもらえますのでご安心を。
無記名の「Suicaカード」と記名式の「My Suica」について詳しく解説します。
無記名と記名式の違い
記名式の「My Suica」は、カードの券面に名前が印字されます。
記名式の「My Suica」のメリット・デメリットはこちら。
- メリット
→紛失しても再発行してもらえる。 - デメリット
→記名人以外は利用できない。
紛失しても保証があるのは記名式だけで、無記名のSuicaカードは再発行できません。
無記名のSuicaカードは複数人でSuicaを利用するできますが、そんなシーンは正直あまりないです。。
家族みんなで1枚のSuicaを使うなんてあまり考えられないですし、家族それぞれ1枚ずつ持ってたほうが改札を通過する時もスムーズです。
無記名のSuicaカードから記名式のMy Suicaに変更する
Suicaの定期券や記名式の「My Suica」は、券面に各種情報が印字されることになります。
Suicaでは、印字された情報を後で書き換えることができるリライト機能が備わっています。
たとえばこんな感じ。
- Suicaカード(無記名)
→記名情報を追記(記名式の「My Suica」へアップグレード)
→定期券情報を追記(定期機能を追加) - My Suica(記名式)
→定期券情報を追記(定期機能を追加) - Suica定期券
→定期券情報を削除・払い戻し(定期機能を削除)
ただし、できないことが2つあります。
- 記名式「My Suica」から無記名「Suicaカード」への変更
- 定期券から無記名「Suicaカード」への変更
何かしらの印字した情報は、無記名「Suicaカード」へのダウングレードができないと覚えてもらえればOKです。
まとめ
以上、問い合わせ先や手続き手順などを含めた、Suicaを紛失した時の再発行方法について解説しました。
Suicaを紛失したらかなり焦ってしまいますが、一つ一つの手順を踏んで再発行の手続きを進めてください。
Suicaの紛失に気が付いたら、なるべく早く利用停止&再発行手続きを行うようにしてくださいね!