電車に乗る時やちょっとした支払いの時など、日々の生活の中で利用する頻度が高いSuica。
もはや手放せすことができないSuicaですが、今までは問題なくチャージできていたのにある日突然チャージできなくなった、なんてことが起こったりします。
つい先日の話ですが、私もApple PayのSuicaにチャージできなくなりまして。。
なんで突然?と思いましたが、いろいろ調べたところ無事解決。
その時に、Suicaにチャージできなくなる原因がいろいろとあることがわかりました。
そんなわけで、この記事ではSuicaにチャージできない時の原因と対処法について紹介します。
「Suicaにチャージできない」と一言で言っても、Suicaの利用形態によって原因や対処方法が変わってくるので、
- Suicaカードにチャージできない時
- iPhoneに登録しているSuicaにチャージできない時
の2ケースで解説します。
Suicaにチャージできなくなったら、ぜひこの記事をトラブルシューティングとして利用してもらえればと思います。
Suicaカードにチャージできない
Suicaのベーシックなチャージ方法として、駅に設置されている券売機を使ってSuicaカード(Suica専用カード)に現金でチャージする方法があります。
Suicaカードを持ち歩いている方は、この方法でSuicaにチャージしている場合が多いのではないでしょうか。
そんな方にとって非常事態となるのが、券売機でチャージできない時。
券売機を使ってチャージしようとしても、「取り扱えない」というメッセージが表示されてSuicaにチャージできない場合があります。
Suicaにチャージできなければ、その場で切符を買うしか方法がなくなってしまうので困りますよね。
考えられる原因はこちらの2つ。
- Suicaカードの読み取り部分の故障や傷
- サイクルエラー(前回の入場・出場の記録が未処理のまま)
大抵の場合は、この2つが原因です。
Suicaカードに現金でチャージできない場合は、駅員がいる改札窓口に迷わず直行しましょう。
上の2つが原因でチャージできない場合は、自分の力では何をどうしても解決することができないからです。
読み取り部分に異常が見つかった場合は新しいSuicaカードに交換してもらう必要がありますし、サイクルエラーの場合は改札窓口で入場・出場の記録を確認してもらった上で駅員に処理してもらう必要があります。
iPhoneに登録しているSuicaにチャージできない
Suicaの情報をiPhoneのアプリ「Wallet」に登録して、Apple PayのSuicaとして利用している方も多いかと思います。
Apple PayのSuicaにチャージする時は、Suicaと同じように「Wallet」に登録したクレジットカードを利用して、Apple PayのSuicaにチャージする形です。
便利な時代ですよね。
ですが、そんな便利さに水を差すかのように、ある日突然Apple PayのSuicaにチャージできなくなる日が訪れます。
Apple PayのSuicaにチャージできない場合、考えられる原因はこちらの5つです。
1つずつ原因を確認してみましょう。
- そもそも電波が悪い。
- Walletアプリに登録しているVISAカードでSuicaにチャージしようとしている。
- 実際にはSuicaにチャージできているが、残高反映までに時間がかかっている。
- iPhoneのSuicaアプリのバージョンが古い。
- Apple Payに登録されているクレジットカードの有効期限が切れている。
そもそも電波が悪い。
まずは初歩的なところから。
当たり前ですが、電波が悪い場所でいくらチャージしようとしてもチャージできません。
Suicaにチャージできないと、相当焦ってしまい、ふたを開けてみたら電波が悪かっただけなんてことも結構あったりします。
まずは電波状況をチェックしてみて、電波に問題がないか確認してみてください。
Walletアプリに登録しているVISAカードでSuicaにチャージしようとしている。
WalletアプリにVISAカードを登録すること自体はできますが、Walletアプリに登録したVISAカードでApple PayのSuicaにチャージすることはできません。
Walletアプリに登録したVISAカードでApple PayのSuicaでチャージしようとしても、この画面が出てきてしまいます。
これ、結構不便ですよね。
Walletアプリ内にVISAカード自体は追加できるにもかかわらず、その追加したVISAカードでSuicaにチャージできない。。
私が保有しているクレジットカードはVISA率が高いので、最初は少しだけ焦りました。
そんな時はどうすればいいのか。
ずばり、Apple PayのSuicaにWalletアプリ内でチャージするのではなく、Suicaアプリを利用してチャージすれば解決します。
Suica
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こちらのSuicaアプリで「モバイルSuica(記名式)」で登録すれば、VISAカードを使ってSuicaにチャージできます。
ちなみにこのSuicaアプリを利用すれば、手元にSuicaカードがなくても新しいSuicaカードを仮想的に作成することができます。
Suicaアプリを使って新しくSuicaカードを作成する方法や、Suicaアプリを利用してチャージする方法はこちらの記事をどうぞ。
SuicaをiPhone(Apple Pay)に登録&移行する方法。デポジット500円はどうなる? iPhoneのSuicaにチャージする方法まとめ。クレジットカードや現金でもできるよ!SuicaアプリとWalletアプリを行ったり来たりするのが多少面倒ですが、現状はこの方法で解決できます。
ぜひ試してみてください!
実際にはSuicaにチャージできているが、残高反映までに時間がかかっている。
次に、Suicaのチャージはできているのに残高反映までに時間がかかっている場合。
私がハマったのはこれ。
実際にはApple PayのSuicaにチャージされてはいるものの、残高が反映されるまでタイムラグが発生していてチャージされていないように見えてしまうという状況です。
なんて思ってしまうわけです。
チャージできていないと思いきや、実際にはチャージはされていて残高が前のままに表示されてしまっているというのがこの事態のからくりです。
そんな時はどうすればいいのか。
ずばり、ヘルプモードをオンにしてみてください。
手順としてはこんな感じ。
この手順でヘルプモードをオンにできます。
ヘルプモードのまま1分ほど放置したら、残高が正常に反映されている可能性が高いので確認してみてください。
ちなみにこのヘルプモードは、反映までに時間がかかっている場合以外のケース、例えばエラーが帰ってきて正常にチャージできない場合などでも活躍してくれます。
このようなケースでもぜひ一度ヘルプモードを試してみてください。
iPhoneのSuicaアプリのバージョンが古い。
色々調べたところ、iPhoneのSuicaアプリのバージョンが古いとうまくSuicaにチャージできないなんてこともあるようです。
具体的には、2018年8月20日以前のバージョン「2.1.0」では2018年8月28日以降チャージできなくなりました。
理由としては、Suicaアプリのセキュリティアップデートによるもので、2018年8月28日以降は旧バージョンの利用ができなくなったためです。
2018年8月28日頃までは正常にチャージできたのに、それ以降はSuicaにチャージできなくなった!
なんてことになってる場合は、これに該当する可能性があります。
今後もセキュリティアップデートによってSuicaアプリのバージョンアップを促すような通知が来たら、すぐにバージョンアップしておきましょう。
Apple Payに登録されているクレジットカードの有効期限が切れている。
これはあまりないかと思いますが、念のため。
上で説明したどれを試してもApple PayのSuicaにチャージができないという場合は、Apple Payに登録されているクレジットカードにも目を向けてみてください。
Apple Payに登録されているクレジットカード自体の有効期限が切れている可能性もあるかもしれません。
電波と同じように、クレジットカードが利用できない状況ではSuicaにチャージできません。
焦らず冷静に確認してみてくださいね。
まとめ
Suicaにチャージできない場合の原因と対処法についてまとめました。
私がハマった、「残高が反映されるまでにタイムラグがある」というのは知らないと結構焦ります。
焦った結果、もう一回確かめるためにチャージしちゃえなんてことになってしまいますよね。
もしSuicaにチャージできなくなったら、この記事で紹介した原因と対処法を参考に、1つずつチェックして解決してもらえると嬉しいです。